2020年01月22日 10:00

仁荷工業専門大学の727

アジアで現役の727を見ることは難しいが、「お隣の国」にはすっきりとした姿で727を撮影できる場所がある。仁川から車で30分ほどの場所にある仁荷工業大学には教育機材として1993年まで現役で飛んでいた727がキャンパス内に鎮座している。
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さすがにエンジンはレプリカだが、それ以外は当時のまま。本物をキャンパス内に置いてしまうのが海外らしいところだろうか。撮影は3年ほど前で、日帰りでの訪問を計画。アポなしだったが、関係者に事情を説明すると機内を見せてもらうことができた。機内にも手は加えられておらず、ギャレーやラバトリーが現役当時のまま残されているが、よく見ると日本語表記が。。。
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もともとは1971年にANAが導入したJA8331で、1980年に登録抹消。その後、大韓航空でHL7350のレジで飛んでいた機体。それ故、日本語表記が至るところに残されている。現在ではバキューム式が主流のラバトリーも727は循環式。ラバトリーにも歴史を感じることができる。
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そしてコックピット。まだ3名乗務が当たり前だったので、キャプテン(PIC)と副操縦士(F/O)の他に航空機機関士(FE)が乗り込む。計器が所々なくなっているのは残念だったが、突然の訪問にもかかわらず案内してくれた関係者に感謝。


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